2日の朝日に、お松明が7本上がったと書いてありました。
奈良の人でも、未だに1日から松明は毎日1本づつ増えていくと信じている人がいます。
実際、毎日見に行く人は少ないわけですから、確かめる機会はそうないわけですが、多分11日が10本で12日が11本だから、その2日だけ見た人から伝わった話かもしれません。
松明は上堂松明といわれ、連行衆が2月堂へ上がるときに足元を照らすのが本来の役割です。
だから、11本、しかし普段は一人だけ先に上がっているので10本で12日だけはそろって上がるので11本というのが正解です。
その足元を照らすだけの松明がどんどん巨大化していったわけで、やはりショウ的な要素もあるわけです。
あんまり短いと、持っている人が熱いから、ある程度長さが必要で、高欄で振るのは、松明を消すとき少しでも消しやすいためというのが、理由のようですよ。
初日の1日は日曜ということもあり、早速3000人を超える人がお松明に詰め掛けたようです。
お水取りは記録の上では大仏開眼の752年に始まったと言われています。
そして、不退の行法と言われ、1200年間1度も途絶えることがなく、連綿と続けられています。
従って今年で、1258回目。気の遠くなるような数字です。
最初は、実忠和尚がはじめたと言われています。
実忠和尚については実在したのは記録上間違いありませんが、インド人であるとかペルシャ人とか、異国の人かもわからないとその辺は良くわかっていません。
3月1日よりお水取りの本行が始まります。
正確には十一面観音悔過法要、本尊の十一面観音にあらゆる過ち、罪業を悔い改め、そのことによって、業苦を離脱するよう祈願する法要とのこと。
また修二会ともいわれる、いわゆる旧暦2月に行う法要をさす。
薬師寺の花会式も旧暦二月の修二会である。また今は5月に行われる、薪能ももとは興福寺の修二会のなかの一行事であった。
しかし一般にはお水取り、お松明の方が通りは良いでしょう。
12日の深夜、若狭井から観音さまにささげる、御香水をくみ上げる行事をさしてすべての行事を代表しているわけである。
というのも12日の大松明が有名だからです。
いずれにしても、関西の春を呼ぶ行事として今やすっかりおなじみになっています。
ということで、この行事のことをしばらく書いて見ます。といっても解説じゃなくて入門書的なものを考えています。
12日、奈良検定のソムリエ試験を受けに行ってきました。
ソムリエは211名の受験とか。2教室で、私が入って部屋は80名。
見たところ、男性が9割、60歳以上が同じく9割と言った感じでした。
勉強は、それなりにはしたつもりですが、不安いっぱいでした。
試験が始まった時にはどきどきしましたが、逆に学生時代を思い出して、新鮮な感覚がして、少し楽しく感じました。
試験は4択が30問で60点、200字の記述問題が2問、400字が1問で40点と言う配点。
4択はお手上げに近い問題が5問ほど、5問ほどは勉強不足だと思った問題、20問は頭の隅に少しはあるけど、自信がないという感じで確信を持って書けたのは10問程度、帰って答えあわせをするのも、本を見ても載っていない問題が5~6問、結局自己採点は諦めました。
奈良新聞を見ても2級しか載っていなし、3月まで結果はお預けです。
そうそう、記述は一応、枡は埋めました。そう大きくピントはずれは書いていないけど。果たして核心をついたかどうかは自信がもてないし、明らかなミスもあったしこれも,採点不能。
と言うことで、終わってほっとはしたけど、消化不良。
勉強を続けるかどうかも、あんまり自分で決かねる状態で宙ぶらりんです。
今年も後10日となりました。
今年もいろいろありがとうございました、1年間無事、店を続けることができました。
もう、長いスパンでは無理なので、1年1年を精一杯頑張っていきます。
さて、年末は今年は29日が月曜なので、勝手ながら例年より1日早く、28日で営業を終わらせていただきます。
28日は4時で閉店して大掃除をします。
明けは3日、12時開店です。
それでは皆様良いお年を。
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