景色

つい最近気づいたのですが、鶴福院町（ならまち大通りから猿沢池に抜ける道）の電線がなくなりました。
今まで、其処から見える興福寺五重塔が丁度くもの巣にかかったように、電線越しでしか見えなかった風景がすっきりしました。
多分地中化されたのでしょうが、日ごろ通っていて気づかなかったのは、うかつでしたが、奈良の町にとって非常にいいことだと思います。

春日大社新宮司

春日大社の宮司の交代が発表されました。
今度の新宮司には花山院　弘匡さんが就任されます。
父君が先先代の宮司で、佐賀県で高校の校長先生を経て宮司に就任された方です。
戦後、最初の宮司さんは水谷川忠麿氏、五摂家の筆頭たる近衛家の出で、水谷川家に養子に入られた方です。
次の宮司さんが三条実春氏、幕末の公家三条実美卿のお孫さんに中られる方でした。
そして次が、御父君になる花山院親忠宮司、三条家と同じく清華家。
次が、葉室頼昭宮司で、家格は名家。
公家の家格は上から、摂家、清華家、大臣家、羽林家、名家・・・となります。
このように、春日大社の宮司は春日大社が藤原氏の氏神という子で、歴代藤原一族から選ばれるという内規があります。
新宮司さんは、御父君と同じく、高校の先生をされていました。
お若いこともあり、神社に新しい空気を注入せられることを期待します。

摂家：近衛,鷹司、一条、二条、九条の５家。
清華家：久我、三条、西園寺、徳大寺、花山院、大炊御門、今出川、
　　　　醍醐、広幡の９家。

桜

桜前線は西からと思っていましたが、今年は何故か東京の方が先に開花したようですね。
奈良の桜は、氷室神社の彼岸枝垂れ桜はほぼ満開ですが、公園の桜はまだ2,３分咲きといったところです。
この土、日でも一応花見はできそうですが、この２、３日わりと低目の温度予想ですので、満開はまだ少し先になりそうです。

今日は新聞に密教系の僧侶の団体が例の１３００年のマスコットに反対を表明していましたが、仏教関係者からも反対の声が上がりだすと、マスコットとしては少しまずい気がします。

もう十分に議論を巻き起こし、マスコミでも話題になり、宣伝効果も十分すぎるぐらいあったので、５００万以上に金銭効果は得られたと思います。
ここらで変更も考えた方がいいかもしれませんね。

アカダマでは今年は３人の学生が巣立って行きました。
毎年、学生のアルバイトを採用して、ほぼ全員４年間働いて卒業していきます。
春は出会いと分かれの季節、寂しくもありです。
今年はまだ新人は決っていません、早く新しい子が来てくれたらいいのですが。

桜

今朝、家の近くの庭の彼岸桜がほころびかけていました。
もう明日にも開花しそう、今年は2月が寒かった分、春の訪れは、急速ですね。
お水取りも、後半は連行衆には暖かすぎるような日が続きました。
明日からは法隆寺の会式、月末には薬師寺の花会式。
春には色んな行事が目白押しです。
せんべい飛ばしは、昨日は中止だったようですが、今度の日曜に実施されるとか。

東大寺の近くに、昨日、尾田組が本社跡にたてた商業施設がオープンしました。

4月には小西町に近鉄が経営する商業施設がオープンします。
静かだった奈良も何か最近は動きが出てきました。
果たしてこれからどう変わって行くのか？
1300年もあり目が離せない最近の奈良です。

鹿男あおによし

今月２０日が最終回、ロケも１３日で最後とか。
結局視聴率もあんまり盛り上がらずに終わってしまうようで、奈良人としては残念です。
それでも、珍しく奈良を舞台としたテレビドラマとして、奈良では結構話題にはなっていました。
あっちこっちで撮影現場を見たとか、玉木宏を見たとか言う話題で賑わっていました。
恒例の飛火野の鹿寄せも、例年にない参加者で鹿がおびえて、あまり集まらないという記事もありました。
アカダマの近くでもビブレ前で何度かロケがあり、私も遭遇したことがあります。
また、綾瀬はるかさんが、アカダマにも立ち寄ってくださいました。
ということで、終わるとなると寂しい思いがするのは私だけではないと思います。