数えてみたら13日で終わりです。
営業を終えたら、どんな感じなのかよくわかりません。
社会に出てから、45年、店を継いで40年。
私のようなぐうたらがよくここまでこれたと不思議です。
両親が築いてくれた基礎、支えてくれた家内、そして店のバイトの子たち、まず第1にお客さんの支え。
ただただ感謝の言葉しかありません。
この決断がよかったかどうかは、もちろんわかりません。
でも、もう決めたこと、進むだけです。
この1年、かるたの会長をやめたこと、ソムリエ友の会の立上げにかかわったこと、通信大学に入ったことでバタバタと過ぎて感傷に浸る間もありませんでした。
これはこれでよかったかなと思います。
ただ店の客さんの居場所を奪う結果になったことだけが申し訳なさでいっぱいです。
この場を借りて、もう1度お詫びします。
昨日(26日)は、母親の3回忌の法要で、店を休みました。
皆様にはご迷惑をおかけして申し訳ありません。
アカダマが今日あるのは、もちろん父親のおかげですが、その父を支え続けた母親あってこそのアカダマでした。
10歳で養女として、一人奈良の地へ来て、随分苦労もしたでしょうが、最後まで明るく気丈夫な母親でした。
父は、交友関係も広く、酒も好きでしょっちゅう出歩いていましたが、それが出来たのも母親がずっと店を守り続けていたからこそです。
そのアカダマも、残り1月の営業となりました。
12月も、土、日、月の営業ですが、最後の12月22(木)~25(日)は連続営業します。
25日が最終日です。
残り少ない営業ですが、よろしくお願いいたします。
奈良まほろばソムリエ友の会のホームページ
http://stomo.jp/osirase/pdf/kaihou001.pdf
に会報の発刊号がアップされました。
暇な時覗いてください。
昨日も東京の大学の方が、来店され、30年以上奈良にかよって、毎回アカダマを訪れている。
もう100回以上になるだろう、閉店を聞いて大変ショックを受けていると声をかけていただきました。
こういう声を聞くと、ほんとに申し訳ない気分でいっぱいです。
そして改めて、県外から来ていただいているお客さんの多さに、逆に驚いています。
もちろん、アカダマへというより、それだけ根強い奈良ファンがいるということです。
店を閉める身としては、奈良をこよなく愛している県外の方が奈良に来た時、是非寄りたい、会いたいという店が奈良に増えて欲しい。
どうか、奈良で店を、カフェをやっている方、そういう人たちの受け皿になってください。
昨日は月に1度のアカダマ会。何時の間にか恒例になってしまいました。
きっかけは、2月に開かれたソムリエ合格者の集いで、たまたま同じテーブルについた人で、又集まりましょうというところから始まりました。
そんなきっかけですから、もとより何の目的もなく、雑談に終始します。
ただ、さすがというか、すべて歴史の話。昨日は午後から邪馬台国のシンポがあるということで、みな薀蓄を傾けました。
正直皆さんの知識と行動力に圧倒されるばかりで、小さくなっています。
初参加のkozaさんの生産力からの観点も説得力がありました。それぞれ邪馬台国を語るととどまりません。
きのうは、たまたま奈良大学の同級生のTさんも同席されました。この会がこれからどうなるか、私にはまったく予測がつきません。
夕方には、やはり奈良大学の同級生の女性2人が来店されました。
そして大学時代の考古学研究会の同期も、そしてバイトの卒業生も、なんとなく楽しい1日でした。
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