映画館

現在奈良市内にある唯一の映画館、「シネマデプト友楽」が１月いっぱいで終了します。

これで、奈良市内には一軒の映画館も存在しなくなるわけです。県庁所在地としては日本でただ１つとか。

あんまりあり難くないただ１つです。

しかし所詮経済論理で存在するわけですから、奈良では商売にならないと言うことでしょう。

昔から奈良は大阪に近い長所と、近すぎる欠点を併せ持っていました。

商売する方としては欠点、消費者からは長所と言えると思います。

私が子供のころも、晴れの日、家族そろって大阪へというのが楽しみでした。そこで買い物をしたり、映画を見たり劇場へ行くわけです。

そのころには、スケートも大阪、映画も大阪、買い物も大阪、娯楽はほとんど大阪へでした。

一方広い敷地を要する遊園地は奈良。あやめ池であったりドリームランド、そして自然がいっぱいの奈良公園。

ということで、結局私の子供のころの大阪、奈良の関係に戻ったということでしょうか。