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長年の夢であった標記の本を、この度刊行いたしました。
 私は奈良生まれの奈良育ちですが、生まれたのは奈良の中心街、
東向き商店街の真ん中で、そこで二十まで過し後、高畑に転居しました。
それでも、もう高畑に暮らして半世紀以上が立ちます。

春日大社との変わりは高畑に転居するより古く、
父が戦後の最初の春日大社の宮司であった水谷川忠麿氏と親しく、
戦後、全く未知の土地に引っ越し、土地の人たちとも交流のなかった水谷川氏と
奈良の人たちとの交流の場をもうけようと、十日会という宮司を囲む会を
立ち上げたことから始まります。
この会は今でも存続してはいますが、発起人はすべて鬼籍に入り、
メンバーも入れ替わり、当初の趣旨を知る人もいなくなっています。
それはさておき、そういうことで、春日大社に父に連れられ子供の頃から
出入りしていましたが、さらに、大学に入った年に、何を思ったのか、
その当時の春日古楽保存会今の南都楽所に入り、雅楽を始めてしまったので、
稽古もあり以前にもまして、春日に出入りする機会が増えました。

そういうわけで、春日大社というのは私にとっては、むしろ意識にない
空気のような当たり前の存在でしたが、退職後奈良大学に入り、
卒業論文のテーマを選択するにあたり、春日大社を取り上げようと
思ったのは自然な流れでした。
ところが、そこで思いもかけず、担当の寺崎教授より
このテーマは難しすぎるからやめておけと言われ、
逆に火がついてしまいました。
後で聞くと、先生は、最初覚悟を試すため誰にでも一度は
クレームをつけたそうで、
私も見事にその罠にはまったようです。
こうして春日大社の成立について卒論で取り上げたのですが、
やはりあまりにも奥行きが深く、とても調べつくすことはできず、
卒業後も継続して色々調べていたのですが、
こうした時、高畑の自治会長の役が回ってきました。
その年の地蔵盆、町内の地蔵さんの由来について話を聞く機会があり、
興味に惹かれ調べ始めたのですが、これが意外と奥が深く、
高畑町の歴史を知らべる必要があり、いわゆる社家町の歴史、
そして社家の歴史、そして春日大社の歴史と結局、気が付けば
元の卒論のテーマへと戻ってきました。
さらにはその過程で、鏡神社の先代宮司が集めた伝承の数々を
見せていただく機会もあり、ますますテーマが広がっていき
その時に調べたことを本にしたのが今回の本です。
本の詳細については下記をクリックしていただければと思います。

http://nara-furukoto.shop-pro.jp/?pid=157046346

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