忍者ブログ
アカダマブログ
[362]  [361]  [360]  [359]  [358]  [357]  [356]  [355]  [354]  [353]  [352
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

やっと試験から解放です。丸ひと月試験ずけの毎日でした。

まあ、充実していたといえばそうなんですが、さすがに疲れました。

結局試験に追われて、試験のためだけの勉強、学生時代から進歩なしです。

こんなはずじゃなかったんですが。

勉強のための勉強をしようと思っていたのに・・・

昨日は平安文学論。

これは結構面白い学問でした。

今まで漠然と、平安時代は一夫多妻制と思っていたのに、これが違うという説を、工藤重矩著、「平安朝の結婚制度と文学」という本で学びました。

なんと、あの万葉集、巻18家持の歌に戸婚律の1部が載っていて、

「妻ありて、さらに娶らば、徒年、女家は杖壱百」と重婚の禁止が載っていrます。

この法は平安時代にも生きていて、妻はあくまでも一人、たくさんいているように見えるのは、皆妾ということです。

物語はこの妾が主人公になっている場合が多く、だからこそ、話が面白くなるということです。

妻問い婚が平安時代中心であったというのも誤解で、妻は同居している者、だからこそ、北の方とか言われる(住んでいる場所)

そして恋愛の対象は別に住んでいる妾ということになります。蜻蛉物語の右大将道綱の母もそうです。

源氏物語の紫上も実は妻妾、本妻は葵上、その後は女三の宮。

そこに物語が生まれるわけです。

これは、目からうろこというか、新鮮な驚きでした。

これからも、こういったあたりしい知識を学べるかと思うと楽しみです。

 

PR
« 懇親会HOME残り4ヶ月 »
POST
name
title
mail
URL
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

secret(※管理者へのみの表示となります。)
COMMENT
TRACKBACK
trackbackURL:
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
最新コメント
[04/21 あき]
[12/09 宮前 英明]
[06/28 大石孝]
[11/08 千鳥祐宣]
[08/10 こちずふぁん]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
マスター
性別:
男性
趣味:
歴史
自己紹介:
奈良市にあった喫茶店『可否茶座 アカダマ』の元マスター.
バーコード
ブログ内検索
カウンター
カウンター
アクセス解析
アクセス解析
Copyright © akadama All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog
Graphics by 写真素材Kun * Material by Gingham * Template by Kaie
忍者ブログ [PR]