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藤原宮蹟で、大嘗祭の遺構らしきものが発見されました。
誰のものかはわかりませんが、元明天皇の可能性が高そうです。
ますらをの鞆の音すなり 物部の
大臣楯立つらしも
答歌として
吾大王ものな思ほし皇神の
継ぎて賜へる吾なけなくに
この歌は大嘗祭に臨む、元明天皇の心境を表した歌です。ようするに不安なのです。まわりの視線も自分自身の気持ちも即位することに不安だったのです。
でも持統天皇の遺勅、不比等、美千代の励ましをうけてしびしぶ即位しました。
でも、やめるときは自分の意思を貫きました。
そこで氷高内親王です。彼女はどうだったのでしょう?嫌々なのか、突然の皇位だったのか?
その気持ちを推し量る資料はありません。
ただ即位の時点で36歳、独身。ある程度覚悟があったとしか考えられません。
そうでなければ、その年齢まで皇女が独身でいてることは不自然です。
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