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前から書いているように第1世代、第2世代と言う分類で、当然不比等の子である光明子は第1世代に属します。

要するに親の苦労を見、肌で感じた世代です。当然わがままではありません、自分の役割も心得ています。

第2世代に属する聖武天皇とはここらでも意識が違います。

そんなわけで、しっかりと聖武天皇を支えると言う心構えを持っていた光明皇后ですが、人間である以上自我はあります。

光明皇后がその自我を押し通したのが皇太子だと思います。

当然女性の天皇と言うことになれば跡継ぎは絶えます。

それを承知で皇太子に阿部内親王を押したのは、当然、もう一人の男子、安積親王の存在です。

聖武天皇との間にできた唯一の男子、其皇子が生後2ヶ月で立太子と言う異例の即位をした後わずか1歳で亡くなります。

そして許せないことにその年,県犬養広方自が安積親王を産みます。

悲嘆にくれている光明子を尻目にせっせともう一人の女の下に通い子を儲けたわけです。

その安積親王には絶対皇太子になってほしくないと考えるのは人情でしょう。

そこで我が子の阿部内親王です。今までの女帝はすべてその子、孫までの繋ぎのための即位です。

しかし阿部内親王は違います。後に譲るべき男子なく即位するわけです。

それでもよしとしたのは聖武天皇であるはずがありません、光明皇后の強い意思なくしては考えられません。

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