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天平時代のもう一人の主役、というよりほんとはこちらの方が主役かもしれない光明皇后。

天平と言う年号は21年までですが、その後「天平感宝』、「天平勝宝」「天平宝字」「天平神護」と40年近く天平と言う時代が続きます。

そして。それは聖武天皇の元号ではなく、光明皇后の時代です。

後に孝謙天皇が譲位した時「宝字称徳孝謙天皇」、皇太后たる光明皇后には「天平応真仁正皇太后」という称号が送られます。

そして聖武天皇にはそのずっと後になってようやく「勝宝感神聖武皇帝」という称号が贈られます。

要するに、天平と言う時代を代表するのは、その称号に天平とつく光明皇后であるということです。

余談ですが、我々が、聖武天皇、孝謙天皇あるいは称徳天皇と呼んでいるのは、この称号からきています。

ということは、光明皇后は、天平皇后と呼ぶべきかもしれません。

私は書家ではありません、そしてその人の書を見てその人柄を類推するなどということは来ません。

でも、正倉院展に何度か出品された光明皇后と聖武天皇の字を拝見すれば、まったくの素人でも、聖武天皇の字が繊細で、光明皇后の字が豪放磊落、というか骨太でおおらかというか、とにかく字に力強さを見て取れます。

やはりこれは、人となりを表しているとしか考えられません。

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