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昨日は吉野へ行ってきました。
もちろん桜はまだです。でも木によってはちらほら咲いている木も。
今年は例年より大分早まりそうです。
今回は同じソムリエ仲間のTさんとSさんが案内してくださいました。
初めてTさんのガイドぶりを目にしたのですが、それは素晴らしいもので、
その語り口、内容の詳しさ、わかりやすさ、知識の奥深さ。
逆に私にはとてもガイドはできないなと思わされました。
最初が、如意輪寺。

なんといっても有名なのが楠木正行の御堂の扉に書かれたという辞世の句
「かえらじと かねておもえば 梓弓
        なき数に入る 名をぞとどむる」
 23歳の若さで、一族郎党143名が、四條畷の戦いに向かい、討ち死にした若武者の辞世の句は、
 今も人々の心に響きます。写真はその143名の髷をうめたという塚。

吉野は昔より「歌書よりも 軍書に悲し・・」と歌われた太平記の世界。
それと花の吉野、はたまた天武・持統天皇の離宮、そして役の行者と、
訪れる人の興味の対象が、何重にも重なる場所です。

これは後醍醐天皇の墓所。
「身はたとへ南山の苔に埋むるとも魂魄は常に北闕の天を望まん」と京の北向きに
祀られた御陵として有名です。

それから、大和三庭園の一にあげられる竹林院の庭園。

勝手神社から吉水神社
では義経潜居の間。後醍醐天皇の行在所はたまた、秀吉花見の滞在所でもある座敷。
そして最後は金峯山寺の蔵王堂と盛りだくさんで、いささか整理がつきません。

もう10日もすれば、花見客で身動きでくなる寸前の吉野を満喫した一日でした。

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