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 ベルリンの人口は現在350万ですがかっては400万あったのが第2次世界大戦、
その後の東西ドイツへの分割を経て落ち込み、今350万まで回復してきたとのことです。
いずれにしろドイツ最大の都市であることは変わりありません。
しかし面積は東京23区の1.5倍。
都心部には多くの公園や水路、湖があり、
東京の過度の集中に比べゆったりとした街です。
しかも歴史的にドイツ帝国の首都となったのが1871年とほぼ江戸の歴史と同じで古い由緒があり、歴史的な遺産も多くあります。
この町を観光するにはとても1,2日では足りません。
今回のツアーでは町の表面をざっと見ただけに終わりましたが、
とりあえずバスからのベルリン市内観光を午前中で終えて、午後は自由行動。

まず、ベルリン屈指のデパートKaDeWe(ケデヴー)へ 、
買い物の後は最上階にあるセルフ食堂で食事。
 セルフですので、自由に好きなものを選んでレジに並びますが、
お皿に何種類もとったものをどうして精算するのかと思えば、重さで計算でした。
さて腹ごしらえも済んだので、大聖堂付近から出る遊覧船に乗るためにバスに乗ることにします。
自由行動なので添乗員さんはいないし、自分たちですべてやるしかありません。
バスの乗り場探し、どのバスに乗るか、乗ったらどこで降りるか、切符はどうするのか?
すべてが手探りといった感じですが、こうやって自分で苦労して行動するのも良い思い出になります。
 やっとのことで大聖堂まで行きつき、遊覧船に乗り込んでベルリン市内を船から観光です。

      

朝見学した博物館島を船から眺めたらこんな感じで、まさに中州に浮かぶ島、あるいは船のようです。

       
ベルリン中央駅です。
帰りは電車でということでSバーンに乗り、この中央駅も通りましたが、Sバーンに乗るのも乗車券の買い方がわからず苦労していたら、ドイツの人が親切に買い方を教えてくれました。
私が電車の乗るときは大きなスーツケースを抱えて階段を上っていると、
さりげなく、自然にスーツケースをもって上まで運んでくれるし、
ドイツでは皆が自然に親切にふるまってくれます。
日本では「おもてなし」などと、今大げさに騒いでいますが、ドイツ人は本当に皆、さりげなく親切にふるまいます。
「おもてなし」というのは、本来このように困った人がいれば手助けし、自分より弱者であればいたわる、こうした自然な行為であり、ことさら自慢すべきものではないと思います。
この点でもドイツの人々の自然なふるまいには大いに見習うべきと感じます。

 明日はこのまま旅行を続ける人もいて、ツアーの人が皆で集まる最後の食事となりました。
私は街中でベルリン名物の立ち売りのカレーブルストを食べたかったのですが叶わず、
ホテルでようやくカレーブルストを食べることができました。
これも予想以上においしかったです。 
 

さて帰国はベルリン市内にあるのテーゲル空港から、
この空港は2017年に完成予定のベルリン空港が完成すれば閉鎖となるようですが、
都心からわずか20分の便利な空港です。
日本からの直行便はなくフランクフルトへ乗り継ぎです。

最高でも28度。
それもからっとしたさわやかなドイツから酷暑の湿度の高い雨の日本へ帰国して
早ひと月近く、ようやく時差ボケも日本の暑さにも慣れましたが、
心は早くも、再度のドイツへ行きを切望する気持ちでいっぱいです。
もしまた行ける機会があれば、ドイツ語をもっと勉強し、自由にドイツ国内を
自分一人で回りたいものです。
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