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アカダマブログ
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アカダマ会は奈良まほろばソムリエのメンバーの会ですから当然、皆奈良好きであり、
歴史好きです。
ただ歴史に関してはどうしても奈良に関係の深い古代史に偏りがちでした。
そこで今回はアカダマ会は講師に氷室神社分化興隆財団代表理事の大宮守友氏を
お迎えして、少し違った時代の話をお願いしました。

内容は「江戸時代前期の奈良奉行」というテーマで奈良奉行所の記録に基づき
奈良奉行所の業務内容について詳しく解説をいただきました。

その記録として取り上げられたのが「町代日記」主に寛文年間を取り上げ、
その日記から伺える奉行所に業務についての解説です。

その一例として在方吟味から死者がでた事例をいくつか取り上げられました。

また支配違いの金銀出入の記録から金銭の揉め事の事例。

あるいは、面白いところでは、勘当についての申し出の事例も取り上げられました。
「町代日記」には驚くほど多くの勘当に関する記載が見受けられました。

このように「町代日記」から奈良奉行所が携わった多方面の事例が読み取れ、
奈良奉行所の多岐にわたる業務内容が詳しく読み取れます。

今回のアカダマ会の参加者は15名。
「ことのまあかり」さんをお借りしての例会としては満員の盛況でした。
 
お話を聞き終わって奈良奉行所の業務内容については理解が深まりましたが、
幕府における奈良奉行所の位置づけや、奈良奉行の奈良に対して果たした役割
例えば川路聖謨と言った名奉行の業績等といった奈良町と奈良奉行所と言った
大きな観点からの話をお聞きしたかったというのが正直な感想です


このアカダマ会では、「ことのまあかり」さんのご厚意で、
私がコーヒーを毎回淹れます。

店を辞めて人前でコーヒーを淹れる機会は唯一この、アカダマ会。
貴重な機会です。

こうして旧アカダマの懐かしいカウンターでコーヒを入れていると
様々な思いでが頭をよぎります。

「ことのまあかり」さんからは私がコーヒーを淹れるイベントを
考えましょうと言っていただいています。
 いつの日か、実現するかもしれません。
それではAuf wiedersehen.
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