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最後の訪問地ベルリンへの到着は、アウトバーンで渋滞があったものの
ポーランド人の運転手ウイリーさんが巧みに混雑を避け、
アウトバーンを下りて一般道路を走ってくれたおかげで、
ほんの少し予定より遅れただけで無事ホテルに入れました。
ホテルは動物園の隣でベルリンの中心部にありました。

動物園の入り口は何故か中華風、そしてこれも何故か、園内にはこいのぼりが・・


 ウイリ―さんは陽気な良い人で1週間ずっと一人で運転して行動を共にしてくれたので、
ベルリンのホテルで別れるときには皆名残を惜しみました。
それにしてもアウトバーンがこんなに混んでいたのは1週間の旅行中で初めてで、

       
さすが首都ベルリンへ近づいたことを実感させられました。
このアウトバーンはヒットラーの残した良い方の遺産で、
まだ自動車がそんなに普及していなかった時代にヒットラーの命令で作られたのですが
こういう仕事は、独裁者、絶対権力者でないとまず、できなかったでしょう。
今やそのおかげで、ドイツの国内中にこの道路が縦横に張り巡らされ、
ドイツの交通に、いやEU圏の交通に大きく寄与しています。
最高速度120kというのは、大型車のみで、普通乗用車は事実上無制限。
しかも無料です。
従って途中に料金所、信号もなく、止まることはまずありません。
そんなアウトバーンですが、事故は驚くほど少なく、ドイツ人のルール順守の精神が生かされています。
一般道では、横断歩道付近に歩行者の姿があるだけで、間違いなく車は停車します。
そして幹線道路には必ず自転車道が併設され、普通の道路の歩道にも必ず自転車レーンがあります。
最近日本では自転車に対する規制ばかりが先行していますが、エコであり、
無公害、健康にも良い自転車が走るための道路の整備がまずされるべきだと思います。
狭い国土で歩行者、自転車でなく、まず車優先の考え方は、もういい加減に捨てるべきです。

私は奈良こそ歩行者が優先されるべきと思い再三、県、知事に県庁交差点の歩行者の地下道をやめ、自動車こそを地下にすべきと訴え続けていますが、一顧だにされません。

余計な話はこの辺で。

ドイツは人口は約8千万、
 民族的にはドイツ人が90%。
他の先進国と同様少子高齢化は進んでいますが,EU圏の周辺国から質の良い労働者が続々とドイツへ入り込んでいますので、当分労働力不足の心配はありません。
また今ヨーロッパの他の諸国で問題を引き起こしているイスラム圏からの流入は
国土が内陸である関係でフランスやイタリアほどではありません。
国土は少し日本より狭い(日本の葯94%)ですが
 南ドイツのアルプス寄りの地域がわずかに山地があるだけで、
国土の90%が耕作、居住可能の平地です。

アウトバーンのどこを走っても見える景色は畑か草原か丘陵。
しかし、日本のように人の手が入っていないような荒れ地や、耕作放棄地と言ったところは見られません。
 ですから、数字の単なる比較では見えませんが、人口に対する国土の広さは
日本の数倍を超え、ゆったりとしています。

ドイツ人は休むために働くと言われるほど、労働時間は短いですが質は高いものがあります。
 かっての連合国にとって、ドイツや日本が軍事力を持つことは脅威であり、その封じ込めもあり、ドイツはNATOで守られ、日本は日米安保でも守られた結果、軍事費は低く抑えられそれは経済発展を助けた面があります。ただ、最近は従順な日本と違って、ドイツは必ずしもアメリカに全面的に従わないケースが増え、むしろその存在感は増しているやに感じられます。
   ドイツにとって当面の地政学的な脅威であるロシアは、ウクライナ問題はありますが、
 かっての南下政策のようなヨーロッパに進出する野望も余力も今のところはなく、
また目下のところ中国は経済的な側面のみで、ドイツにとっては国防上の脅威ではありません。
この点、中国の膨張に悩まされている日本に比べ地政学的には優位にあります。

 GNP世界4位のドイツは経済面では日本にとって最大のライバルと言えると思います。
 最近日本で日本をむやみと自画自賛するテレビ番組が増えているのが気になります。
かってのように自虐的になる必要はありませんが、広く世界を見れば、
日本より優れている国は多くあり、ドイツはその筆頭かと思います。
ドイツでは車をはじめ、ほとんどの製品が国産あるいはEUで占められ、
日本製品の進出は容易ではありません。
外国を旅行するとどうしても日本を世界の中で俯瞰して、今の日本が心配になります。
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自己紹介:
奈良市にあった喫茶店『可否茶座 アカダマ』の元マスター.2013年奈良大学通信学部文化財歴史学科を卒業。奈良まほろばソムリエ検定第1期ソムリエ取得。第1回小倉百人一首検定1級合格。
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