ハンブルクは12世紀ごろからすでに交易の中心地として発展し14世紀にはハンザ同盟の有力都市として栄えた歴史を持つドイツいや、ヨーロッパ屈指の港湾都市です。
エルベ川沿いに位置し河口からは100kも遡ったところにある河川港ですので、
いわゆる港町の猥雑さはなく、町の中心にはエルベ川をせき止めて作ったアルスター湖があり、
市民の憩いの場となっています。
エルベ川や数多くの運河を持ち公園や自然林にも囲まれ洗練された文化と自然に恵まれたた美しい町です。
この町もドイツの他の町と同じく第2次大戦で大きく町は破壊されましたが、できるだけ元の形に忠実に街並みが復元されました。
この点、日本は同じく破壊された町を各自てんでんばらばらに、町全体の美観とは無頓着に建設したのとは大きく違います。
ハンブルクは環境首都と言われ、現代だけでなく子孫に至るまで快適に生活できる街づくり「持続可能な街づくり」を市民が中心となって築いています。
その街づくりの象徴がハーフェンシティです。
写真中央がこの町の象徴のコンサートホール。
この町の建設が始まったのが1997年、そして2025年の完成を目指して、最先端の省エネ技術や次世代のエネルギーである水素エネルギーなども取り入れ誰もが住みやすい魅力的な街づくりが進められています。
この町にはオリンピックの招致も計画されています。
ユニリーバの環境オフィス。
そして運河を渡れば我々が訪れた前日に世界遺産登録が決まったレンガの倉庫街。
ユネスコから何度も登録を勧告されながら現在稼働中であるため断り続けたが、それでも
再三ユネスコから登録をせがまれ、やむなく受けたという日本の世界遺産登録とは
かなり事情が違う交易都市ハンブルクの象徴です。
ダンシングビル
次に訪れたのが聖ミヒャエル教会。
高さ132mの塔を持ち82mのところに展望台があり、エレベーターで上がれます。
上の写真はその展望台からです。
この教会の前にはビートルズがデビュウ前に演奏していたクラブが今もあります。
まだまだ紹介したいところがありますが、最後に市庁舎は落とすわけにはいきません。
19世紀後半にネオルネッサンス様式で建てられたもので、現在も州議会の議事堂として使用されています。重厚な内装も見事です。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |