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何故いわば傍流、本来皇位の望みの全くなかった白壁王が天皇になったか?
もちろん、天武天皇の皇子達がこの時点ではほとんどいなくなった、さらに天智天皇も基本的に男児が少なかったという事情があります。
これは皇位の継承を、男系でのみ見た場合です。
しかし、この男系相続もけっして古来から伝統ではありません。
あの継体天皇は、任賢天皇が亡くなった後、男系の皇統が途絶えそうになったことから実現しました。
そこで皇嗣を探して仲哀天皇5世の孫という倭彦王を探し出しますがうまくいかず、次いで応神天皇5世王の子である男大迹王を迎えようとします。
5世の孫でも皇族と言えるかどうか微妙なところですが、他に人がいないのだから仕方なく擁立するわけですが、そこで出てきたのが確かな皇嗣を得るため仁賢天皇の娘である手白香皇女を后として迎えることを条件とすることです。
産まれた子は継体天皇の子であるより、任賢天皇の子である手白香皇女の子であることにより、仁賢天皇の孫として皇統は守られるわけです。つまり男系の女子⇒女系の男子と言う継承が成立します。
白壁王の即位について書くため長々と書いてきたわけですがそこで白壁王の即位のケースが出てきます。
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