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今日は2回目となる、ソムリエの有志による勉強会をアカダマで行いました。

参加者は11名で、ちょうど良い人数でした。

今回は、一応崇神から応神までということで、話が進みました。

記紀の内容について、

 1反映論

 2モデル論

という考え方があって、要するに、なんらかの歴史的事実の反映か、今(記紀が書かれt時代)の人物の行動をモデルにして、過去の人物の行動に仮託したという二通りの考え方があるということです。

反映論は直木考次郎氏、モデル論は上山春平氏が代表です。

たとえば、垂仁期のホムチワケはやはり口がきけなかった天智天皇の皇子タケルの皇子、神功皇后は斉明天皇をモデルにしたもの。

反映論は、熊襲の話は、実際にあった事実の記事ということである。

熊襲の話は、景行天皇、ヤマトタケル、仲哀天皇と繰り返し出てくるが、これは、南九州にいた勢力との戦いの実話である。

この南九州の勢力と言うのが、邪馬台国かもしれない。

逆にこの戦いで破れた北部九州の勢力が神武東征のモデルである可能性も。

以上のような内容で、きょうも1時間の話、1時間の質疑応答と中身の濃い内容でした。

何といっても一方的な講演会でなく、研究者と膝を交えて話し合えるのが醍醐味で、実に楽しいです。

今回も、かねて疑問に思っていた、輸送力としての船の大きさについて、現在考古学上で確認された大きさについて教えていただけたのは、大変参考になりました。

関東の4,45世紀の勢力についても参考になる答えをいただけました。


 

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