忍者ブログ
アカダマブログ
[457]  [456]  [455]  [454]  [453]  [452]  [451]  [450]  [449]  [448]  [447
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

中臣氏が常陸出身だと言う説。

中臣氏が枚岡あたりの出身で、だから枚岡神社が氏神として枚岡にあり、基本的に農業を基盤とした古代では、氏神は動かないという説。

これを当てはめれば、鹿島社が常陸にあり、中臣氏が氏神と言う以上、常陸が出身の地と言うことになります。

ただし、中臣氏は河内、藤原氏(鎌足を始祖)は常陸。

だから春日社は両方をお祭りしているということです。

また大鏡、あるいは談山神社の縁起に鎌足が常陸の生まれとあります。

常陸側の鎌足の生い立ちはこうです。

推古21年(あるいは22年)に常陸国鹿島神宮の神官である御食子の妻が臨月となった。

そこで屋敷を出て、海(北浦)辺の産屋に移って男子を出産した。名を鎌子という。

成長すると極めて利発な子となり、鹿島で一生を終わらせるにはあまりに惜しいので、奈良の都へ上らせ、中臣本家に養子となる。

曽我氏の横暴に、怒りを御覚えた鎌子は神祇伯を拝しながら病と称し摂津、三島に引きこもり曽我氏打倒を図る。

そして中大兄皇子と組んで入鹿を撃ち、その後は天智天皇を支え、やがて紫冠を授けられ、最後には大職冠を受け藤原の姓をたまわった。

出生の身分が低いので、その後の出世とあわせ、出身のことは秘密とされ、飛鳥藤原の生まれということにされている。

ざっと書くとこんな感じです。

いうなればこの事がどれだけ正しいか、あるいは正しくないかを解明することが、私の卒論のテーマです。

PR
POST
name
title
mail
URL
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

secret(※管理者へのみの表示となります。)
COMMENT
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
最新コメント
[04/21 あき]
[12/09 宮前 英明]
[06/28 大石孝]
[11/08 千鳥祐宣]
[08/10 こちずふぁん]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
マスター
性別:
男性
趣味:
歴史
自己紹介:
奈良市にあった喫茶店『可否茶座 アカダマ』の元マスター.
バーコード
ブログ内検索
カウンター
カウンター
アクセス解析
アクセス解析
Copyright © akadama All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog
Graphics by 写真素材Kun * Material by Gingham * Template by Kaie
忍者ブログ [PR]