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管弦の演奏。
文字通り管楽器と弦楽器の演奏。
これに対して、舞楽は弦楽器は使わない。
と言うわけで、弦楽器として、琴と琵琶が入る。
最初に音取りと言って、簡単な曲を演奏する。
これも文字通りで、管弦の演奏の曲の調子を合わせるために、次々と楽器が加わって音を取っていくから音取り。
そして、曲が始まった。
もう口の中がからから。
最初に笛が音頭といって一人で吹き出す。
そして最初の拍子で鞨鼓と鉦鼓が入る。
鉦鼓は2本の撥でチ、チンとちょっとづらして叩く。
後は、ずれないように必死で曲を追いかけてチ、チンとひたすら叩く。
演奏全体なんて聞く余裕はなし。
ただただ、拍子をはずさないよう、必死だった。
終わった、もう手は汗でびっしょり。
舞台から降りてようやく生き返った気がした。
ともかく無事役割は果たせたと思う。
他の人は引き続き演奏に加わるから、批評やお小言はなし。
多分文句を言われるようなことはないと思うんだけど・・
私の今日の役目はこれで終わり。
後は裏方。これも初めての経験だから、なにもかも珍しい。
日頃一緒に稽古してる小学生が今日は舞人として舞台に立つ。
女の子も一緒。まあ装束をつけたらあんまり変わらない、せいぜい髪の毛で見分けがつくだけ。
笛の子も3人舞人として出演する。
さすがに何時もとは様子が違って、ちょっと緊張気味。
子供の舞は,迦陵頻と胡蝶の2曲。
迦陵頻は左舞、胡蝶は右舞。
左舞というのは主に中国から伝わった曲で、装束は赤を基調とし、右舞は主に朝鮮から伝わった曲で、装束は青が基調。
左と右の舞が普通は番舞といって交互に演じられる。
他にも右、左舞でいろいろ約束事がある見たいだけど、まだあんまりよくわからない。
ともかく、その左舞の迦陵頻の舞に小学3年生の中冨と言う子がでてる。
1番最年少ということで4人舞の4臈。
要するに4番目に登場した。
出る前からかなり緊張してるのがわかったけど、舞台に上がってからもなんかおどおどした感じが伝わってくる。
無事に舞えたらいいんだけど・・
なんか自分のことのようにどきどきする。
あ~あ、間違えた、周りの子ばっかり見て。もう見てられない。
やっと曲が終わって、舞台から引き上げてきた。
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