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今回アカダマ会で春日の社家について取り上げたのは
現在春日の禰宜家である藤間家の親族である佐久間氏の手によって
高畑トラストが立ち上げられ、奈良県・春日大社も協力して
藤間家住宅の修復プロジェクトが進行中だからです。
藤間家住宅の建築的特徴と歴史的価値については
東京理科大工学部建築学科教授の伊藤裕久教授の手によって
同家に残された幕末から明治期の古文書・資料の調査は
奈良大学名誉教授の西山要一教授によって、さらに当家の在する
高畑町の景観については京都大人間・環境学研究科の増井教授研究室の村上氏
の手によってと各分野の専門家の手によって多角的に調査が進められています。

現在覆い屋がかけられた藤間家の外観。
築地塀と右側に表門(薬医門)がみえる。その中に見える木は
神木である高野槇。
  
傷みの目立つ屋根瓦。

内部表座敷の床の間。

春日の社家について一応おさらいです。
一般に社家とはその神社に代々奉職する家という意味で使われます。
春日社に限っては少し違って、社家とは鹿島から神に従って奈良に
お供してきた中臣の時風・秀行の兄弟を始祖とする、辰市・大東の両家。
鎌倉時代に若宮社が創建された時に辰市家から分離して若宮神主となった千鳥家。
さらに後に神祇官から春日の常勤の神主に任命された大中臣氏の中東家。
この3惣官とその別れのみを社家と称しています。
多少の増減を経て幕末には19家が存続していました。
名前を次にあげておきます。

 

中臣社家として 十一家

 辰市若狭守祐愛・辰巳出雲守祐淳・大西伊勢守延弘・今西豊後守祐彦・
辰市大隅守祐斐・大東安芸守延慶・富田大和守光美・南丹後守祐之・
東地井美濃守祐親・千鳥近江守祐順・井原筑前守祐門

大中臣社家 八家

 向井越前守師潔・西丹波守師香・中肥前守時教・中西筑前守時敬
・正真院相模守経利・奥甲斐守経貞 中東摂津守時庸・奥田土佐守成季 

このように、辰市・大東・千鳥・中東という名前が明治に至るまでみられます。

禰宜家については次回に書きます。

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